オフィスでの会議などに必要不可欠なアイテム、ホワイトボード。

アイデアやメモを書いては消し、書いては消しという使い方をしますが、書いたものを“消すやつ”、黒板での「黒板消し」にあたる「白板消し」とも言える道具の名前をご存じでしょうか?

メーカーによって名称はそれぞれですが、多くに共通している名前が「イレーザー(イレーサー)」です。

ここではイレーザーについての色々な情報をご紹介します。

各メーカーの名称は?

イレーザーを販売している会社は主に文房具メーカーになります。
事務用品を扱うPLUS(プラス)や文具大手のコクヨ・レイメイ藤井、オフィス用品のナカバヤシなどでは、商品によって多少の違いはありますが、シンプルに「ホワイトボード(用) イレーザー」という名前になっています。

その名称に、各商品の特徴をつけて「ホワイトボード用イレーザー ヨクキエール」や「めくれるホワイトボード用イレーザー<メクリーナ>」(コクヨ)、「はがせるイレーザー」(レイメイ藤井)などとして販売されています。

ホワイトボードの文字を消す仕組みは?

ボードに書かれた文字をサッとひと拭きするだけで消せるのは、インクが定着剤を含まず、揮発性アルコールを成分とするため、ボードとインクの間に剥離剤の層ができてインクが浮いている状態になり、イレーザーで拭くだけで消せるのです。

イレーザーの性能については、使っている素材や形状、汚れの吸収力などによって左右されます。
使っていくうちにだんだん拭き取り性能が落ちるのは、素材の繊維などにインクやマーカーのカスや粉が入り込んで詰まるからです。

性能劣化を防ぐには、水洗いしたり、消す面を変えたり、はがして新しい面を使ったりと、イレーザーによって様々な対処法があります。

以上がホワイトボードを“消すやつ”「イレーザー」のご紹介になります。
消去性能が落ちてホワイトボードが黒ずんでは見にくくなってしまうので、しっかりと消せるイレーザーを選んで使うのがベストです。