許可票をつくろう!と思い立ったとき、長年懇意にしている工務店さんなどがいればそちらに依頼する方も多くいらっしゃると思いますが、
インターネットが発達した現代では、通信販売を選択される方も増えてきました。

「許可票 通販」と調べて出てくる商品の中には、ステンレス製を謳った商品が多く出てくると思います。
では、ステンレス製で製作をしなければならないのか?
また、ステンレス製で製作するメリット、デメリットは一体何なのか。
掘り下げていきたいと思います。

許可票はステンレスでつくるべき?

許可票はステンレスでつくるべきなのか?早速答えをいうと、これは「ノー」です。ステンレスでなければならない、という決まりはありません。
ではなぜ、ステンレス製が好まれているのでしょうか。

大変興味深いことに、どういった由来でステンレス製が選ばれるようになったり、いわゆる「金看板」と呼ばれるような金色の看板が好まれるようになったかという記録がなかなか見つからないようです。
推測になりますが、国に許可をとり営業をしているという、いわば事務所の「顔」として立派なものを掲示したいというニーズがあった許可票。
この顧客の要望に対して、錆びに強い、ゆがまず割れない、高級感がある…などの条件を満たした素材がステンレスだったわけです。

さらに、工事現場などの危険と隣り合わせの仕事を請け負うことから、安全祈願や験担ぎの意味も重なり、金色などの華やかな色が好まれた結果、「金看板(=許可票)」という文化が根付いていったのではないでしょうか。

ステンレスのメリットデメリット

上記のように、現場に好まれてきたステンレス製の許可票ですが、メリット・デメリットもあります。

メリット

なんといっても美しいです。ステンレスから漂う高級感はなかなか他の素材で真似できるものではありません。
さらに、丈夫でサビにくいという長期使用にぴったりな素材であることから、数年に渡って掲示を続ける看板として大変適しています。
重厚な見た目で、自社の歴史や誇りを演出したい企業様に選ばれる傾向があります。

 

デメリット

ステンレスそのものの品質にもよりますが、良い素材を使用すると必然的に価格が高くなりがちです。
また製作業者にもよりますが、項目に修正があった際、アフターケアとして修正用のテープなどを販売している場合もありますが、あまりに修正箇所が多くなると、そういった応急処置も難しくなるため、結局高い金額で作り直す可能性も出てきます。
現代はアクリルやガラスなど、価格も控えめでおしゃれな素材を使用したデザインも増えた事から、モダンなイメージを打ち出したかったり、若い企業様などはステンレスにこだわらない傾向が出てきています。

 

まとめ

いかがでしょうか?ステンレス素材を選ぼうか悩んでいる方達の参考になれば幸いです。

サインスタイルでは、価格面を重視したアクリル製の許可票が好評です。
上記の通り、許可票を作る際に自社でどういった部分を大切にしたいかを良く考えて、素材を吟味してくださいね。