夜に看板を目立たせる方法には大きく二つ、外照式看板と内照式看板があります。
それぞれに特徴、適した場所、シチュエーションなどがあるので、ここで説明します。

スポットライトなどで外部から照らす外照式看板

設置された看板に対して、スポットライトやLED照明などを使って、主に上部から光を当てて明るく照らし、夜でも看板の内容が良く見え、かつ目を引かせられるのが外照式看板です。

照明を設置できる条件が整っているならば、看板がどのような形やサイズ、素材であっても照らすことができます。
場所も壁面看板や屋上看板、塔屋看板、道路沿いなどに立たせる背の高いボールサインなど、様々な場所に対応します。

LEDや蛍光灯で中から照らす内照式看板

看板の内部にLED照明や蛍光灯などを設置して、中から照らすことで看板の全体をムラなく照らすのが内照式看板です。
看板自体は光を通すアクリルなどでできていて、電飾スタンド看板や電飾看板などとも呼ばれます。

看板全体が発光しているので注目を集めやすく、コンビニなど夜間営業する店舗の上部に取り付けられたり、店舗の前に置く自立式看板などに使われます。

外照式看板と内照式看板を比較した時のメリット・デメリット

照明のメンテナンスについてですが、外照式は照明が外部に出ているので電球の交換が簡単です。
ただ、内照式看板でも内部の照明をLEDにした場合は、長寿命なLEDにより長期間交換の必要がないので、メンテナンスの手間もかかりません。

小型で小回りが効くのは内照式看板です。
外照式看板は看板から突き出た照明が必要になりますが、内照式看板は内部に照明を備えているのでコンパクトにまとめられます。
店舗前の看板に内照式看板が多いのは、コンパクトさと移動のしやすさがあるからです。

明るさに関しては内照式看板の方がより明るく見え、均一できれいな面発光で情報を伝えられます。
明るさが強いということは印象を与える力も強く、お客様などに対し、お店のイメージや伝えたい情報をより明確に届けられます。

内照式看板の方が、メリットが大きいように思えますが、費用に関しては外照式看板の方が安価でできる場合がほとんどです。
同じサイズの看板を作るのにも、内照式看板の方がコストがかかることもあります。

外照式看板と内照式看板、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるので、コストなども考慮に入れ、夜間にアピールできる照明看板の設置を検討して下さい。